7月7日【日】 猪原 健 先生(広島県福山市:猪原歯科・リハビリテーション科 副院長)を講師としてお迎えし午前、午後と研修会を開催しました。
午前9:30~12:30 (参加者66名:歯科医師30名/歯科衛生士他36名)
「ビギナーのための『歯科訪問診療』事始め ー生活を支える医療となるためにー」
午後13:30~15:30 (参加者70名:歯科関係51名/ST9名/保健師3名/他7名)
「医療的ケア児を地域で支えるには」
座長 前垣義弘(鳥取大学医学部附属病院脳神経小児科長 教授)
猪原先生は外来診療や訪問診療だけでなく「食べる支援を行う歯科医院」として活躍。
講演の冒頭にお話された在宅歯科医療の基本的考え方:①とことん医療(Cure)ではなく生活を支える医療(care)を構築すること②多職種との連携・協働が前提③看取りまでを見据えた長期的な医療計画をもとに実施。講演の最後には深く身に染みる言葉となりました。また、午後からは医療的ケア児に対する地域での現実や社会課題、歯科医師の立場から「食支援」「口腔健康管理」に関わる中での街づくりの活動についてもお話いただき内容濃い1日となりました。